住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉文庫)

 

単行本で出たときから「なんじゃこのタイトルは」と気になっていた。 

 

ずっと読みたい本リストに入っていたのだけれど、この前コナンの映画を観に行ったときに予告編が流れて、「あ、これ読まなきゃ!」となったタイミングで文庫化された。ぼくは文庫本が大好きなので、今すぐに読みたい小説でも文庫化されるまでダラダラと待ってしまう。単行本は高いし、持ち運びに向かない。

 

内容は、ラノベ感6割引の「半分の月がのぼる空」って感じだった。

スクールカースト下位層の男が上位層の女と付き合うタイプの奴、最近良く見る気がするんだけど、流行ってるのかね。

基本的にずっと「若い男女が付き合う直前のあの甘い雰囲気」を漂わせていて、ぼくの大好物じゃんってなった。

 

表紙のイラストのこの感じ、どっかで見たことあるなと思って調べてみたら、今期やってる「月がきれい」ってアニメのキャラデザと同じ人が描いてるのね。

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)